元ニューヨーク駐在サラリーマンのブログ

NY時代の経験や最近のアメリカについて感じたことを書いていきます

史上最大のブリザード~その後~

月曜日から火曜日の昼にかけて、史上最大のブリザード?が到来しました。

 

予報では月曜日の深夜から火曜の明け方にかけて、最大風速50m級の暴風雪になるとのことで、どきどきしながら夜を迎えました。

 

ニュースでは、クオモ知事による非常事態宣言(夜11時以降の外出禁止令)やデブラジオ市長による会見等、危機モード全開で盛り上がっていました。

 

そして、深夜0時を迎える頃、おもむろ外を眺めていると、横殴りの雪が降り注ぎ、また、時折、強風の音も聞こえてきました。

 

ニュースでは、ゴーストタウンとなった街や無人の駅、道路が映し出され、これから始まるであろうブリザードへの恐怖感が否が応でも高まりました。

 

しかし、火曜日はオフィスがクローズになることが予めほぼ決定されてはいたものの、一応、朝の状態で最終判断されることから、停電しないことを祈りつつ、床につきました。

 

そして、翌朝7時前に起床し、外を眺めてみると、雪は降り続いているものの、思っていたほどの積雪はなく、これは出社かなと感じられました。

 

ニュースで、道路や電車の状況を確認すると、ウェストウェスター北部を中心に主要道路の閉鎖は続いており、また、マンハッタンに向かう道路は開通しているものの、交通量は殆どなく、皆が様子見をしているようでした。また、電車は動き出しておらず、少なくてもその時点ではマンハッタンに向かうことは不可能な状態でした。

 

その後、雪の勢いは弱まり、それにつられて道路や電車の機能が回復していきました。しかし、多くの人が自宅に留まったのではないかと思われます。

 

結局、ニューヨーク界隈(マンハッタンとウェストチェスター郡)に到来したのは史上最大のブリザードという程のものではなく、通常の雪といった程度のものでした。

 

ニュースの天気予報では、日本で言うところの気象庁のような組織の責任者の謝罪コメントをしきりに紹介していました。

 

ただ、ロングアイランド、コネチカット、マサチューセッツ等では結構な雪となったようで、まったく外れたということではなかったようです。