元ニューヨーク駐在サラリーマンのブログ

NY時代の経験や最近のアメリカについて感じたことを書いていきます

ストレスフルな天気予報

今シーズンのニューヨークはとても寒く雪が多いようです。

 

こちらが長い人たちに聞くと、普通、積もるような雪は、年に3~4回程度と聞いていましたが、今シーズンは例外的に多いようで、既にそれなりの積雪が既に5~6回ありました。

 

雪が多いこともストレスではありますが、それ以上に、天気予報の精度の悪さが一番のストレスです。

 

例えば、本日のニューヨーク界隈は結構な降雪となっていますが、昨晩聞いた天気予報では、もっと軽そうな雪という感じで、特に警戒を呼びかける感じもありませんでした。

 

ところが、朝起きたら結構な積雪。そして、なぜか、いつもはばっちりな除雪も、今日に限ってされていません。(みんなスーパーボールで疲れ果ててる??)

 

こんな程度のハズレは朝飯前で、週間予報は直前までころころ変わるので、まったく信用できません。

 

日本のように、狭い国土に急峻な山岳地帯が連なる地形ならともかく、一部を除いて、緩やかな山しかなく、だだっ広い国土のこのアメリカで、なぜに天気予報が当たらないのか不思議に思っていました。最近読んだ雑誌に、アメリカの天気予報は、気象衛星の数が少なく、精度が低い旨が書かれているのを見て、なるほどと納得してしまいました。その雑誌には、一年前のハリケーン、サンディーにまつわる話が書かれていました。アメリカの予報では、直前まで進路を把握できず、その結果、被害が大きく拡大してしまったが、ヨーロッパの気象台は、数日前にはかなり正確に進路等を把握していたようです。

 

気象衛星が少ないのは、予算不足とのことで、どこの国も同じようなものだなあと感じる一方、やはり、天気予報ってかなり重要だと思うので、予算配分の優先度が高いのではと感じてしまいます。