元ニューヨーク駐在サラリーマンのブログ

NY時代の経験や最近のアメリカについて感じたことを書いていきます

メモリアル・デー

5月の最終月曜日はメモリアル・デーでお休みでした。

 

季節的にはこの日当たりを境に夏っぽくなるようで、屋外でのBBQを始める家庭が増えたり、プールやビーチがオープンしているようです。また、これにかこつけた小売店のセールがあちこちで行われていました。

 

このようにコーマーシャライズされている状況だけを見ていると、単なる夏の始まりを象徴する休日のようですが、本当は、軍役中に亡くなった人々を追悼する日です。

 

ニュースを見ていると、あちこちでイラク・アフガン戦争等で戦死した軍人を称えるイベントが開催されていました。特に勇敢な兵士については、橋等の公共の建築物にその名が刻まれるこちになり、その人をいつまでも忘れないようにしています。

 

称えられるのは戦死した(退役)軍人だけではありません。ちょっとしたことのようですが、退役軍人(Veteran)であれば、食事から各種サービスについて町中で様々な割引サービスを受けられます。これは、この時期だけのものではなく、一年中適用されているようです。

 

一般のアメリカ人は、国を守る(どころから、手前勝手な論理で他国まで攻め込んでいますが・・・)軍人に対して強い尊敬の気持ちを持っているということなのだと思います。

 

加えて、やはり、この国は軍事国家なのだなと、改めて感じさせられました。