元ニューヨーク駐在サラリーマンのブログ

NY時代の経験や最近のアメリカについて感じたことを書いていきます

度量衡から見るアメリカ

アメリカの度量衡って知ってます?

最近は、マー君をはじめとする日本人メジャーリーガーの報道などで、球速100マイル(160キロ)なんて報道も見受けられるので、少しはなじみがあるかもしれません。

 

速度の単位であるマイルをはじめ、アメリカの度量衡はことごとく日本のそれとは異なります。例えば、距離・速度はマイル、長さはフィート、重さがポンド、液体の質量がガロン、オンス等となっています。

さすがに毎日目にするものなので、少し慣れてきましたが、未だに違和感はぬぐえません。

 

日本の度量衡が世界的に見て一般的かどうかは知りませんが、おそらく、明治期にヨーロッパから導入されのでしょうから、それなりに国際的に通用する単位なのだと思います。実際、カナダに行くと、例えば、ガソリンスタンドの価格表示が、リットル●●ドルと表示されている等、馴染みのある単位が使われていることに気付きます。やはりアメリカが特殊なんだと思います。

 

こうした度量衡だけではなく、他にもアメリカ(一部カナダを含む)のみで通用するものがあります。例えば、紙のサイズです。アメリカでは、A4・3とかB5といったサイズではなく、レターサイズやリーガルサイズといった独自の単位が使われていたり、温度の表記も摂氏ではなく、華氏が使われています。

 

こうしたところは、良くも悪くも他の国に合わせるとい発想があまり見られないこの国らしい感じがします。