無駄遣いが国是?
日本ではじめじめした梅雨真っ盛りの季節かと思います。この時期は、それほど暑くなくても良く汗をかいたものです。
一方、ここニューヨークあたりは、基本的には梅雨は無く、すっきりとした日が多いです。そのため、30℃ぐらいの気温であっても、日陰にいれば、コンクリートジャングルのマンハッタンであっても、それほど汗をかくことはありません。
そんな事情もあってか、日本で愛用していたハンカチやハンドタオルを持ち歩くことは殆どなくなってしまいました。
おいおいトイレはどうするんだと言われそうですが、基本的にはペーパータオルが置かれていることが普通です。これは公衆トイレであっても同じです。
(ただ、最近は日本のように温風乾燥機も良く見かけます)
こうしたトイレだけではなく、アメリカではあらゆる場所でペーパータオル、ペーパーナプキンを使用しており、最初はあまりの消費量に驚いたものです。
この国の人(少なくても一般大衆)にとってはごくあたりまえのことなのでしょうが、日本人的感覚からすれば無駄以外の何物でもありません。
ただ、この手の無駄遣いが積み重なって、この巨大なアメリカ経済を作り上げているのかなあと思うと、なんともいえない気がしてきます。