アメリカにおけるワールドカップ事情
ご存知の方もいいると思いますが、ここアメリカはサッカー不毛地帯なんていわれるほど、あまり人気のあるスポーツではありません。
(女子サッカーは世界でも有数のトップクラス・チームなんですけどね)
スポーツ専門チャネルを除けば、通常、テレビでサッカーを目にすることは殆どないといっても過言ではありません。たまに目にするのが、ローカルニュースで、地元の高校サッカーの結果が出ていることぐらいでしょうか。
そうはいってもワールドカップが開催され、アメリカも出場しているので、それなりに盛り上がっているのかといえば、いつもと大差ないというのが正直なところではないでしょうか。
さすがに、アメリカがガーナに勝利したので、スポーツ・バーで盛り上がるファンの映像は流されていました。ただ、マンハッタンの街中で、ワールドカップを感じさせるようなものは、南米系のレストラン等の一部を除いて存在していません。
しかし、ここは移民国家アメリカ。特に南米からの移民の人たちは、母国を熱烈に応援しているようで、家電量販店のテレビ売り場で応援している姿を時折目にします。あと数十年たって、ヒスパニックが人口の太宗を占めるようになると、正真正銘のサッカー大国になっているかもしれません。