元ニューヨーク駐在サラリーマンのブログ

NY時代の経験や最近のアメリカについて感じたことを書いていきます

慰安婦記者の姿勢に見る違和感

ニューヨークは春を通り越して、一気に初夏のような気候が続いています。

 

そんな気候の中、日本のニュースサイトを見ていたら、慰安婦報道でバッシングされている元朝日新聞の植村隆記者が、ニューヨーク界隈で講演活動をしていると報じている記事が目に止まりました。

 

主張内容は相変わらずで、また、わざわざ外国で日本を貶める活動に勤しんでいるところが、彼が応援しているどこぞの国の行動パターンにそっくりで正直吐き気がします。

 

ただ、彼の「勇気を持って辛い体験を話した慰安婦のおばあさんたちの尊厳をも傷つける」というコメントを見て素朴に疑問に感じることがありました。植村さんが指す「おばあさんたち」というのは朝鮮人のみを指しているのでしょうが、そもそも慰安婦って朝鮮人※だけだったのでしょうか?

正確な知識を持ち合わせていませんが、当然、朝鮮人以上の人数の日本人慰安婦がいたことは想像に難くありません。

 

 ※当時の朝鮮は日本に併合されていたので、その住人は全て日本人でしたが、

  便宜上、朝鮮人としておきます

 

慰安婦問題にご執心であった朝日新聞や植村さんは日本人慰安婦のことを取り上げたことはあるのでしょうか?

確認したことがないので分りませんが、文芸春秋に掲載された植村さんの反論文書を読んだ限り、日本人慰安婦について調べた経緯もありませんでしたし、そもそも、そのつもりもなかったのであろうと思います。

 

それは何故なのでしょうか?

恐らく、日本人慰安婦のことを調べると、強制連行された事実等なく、単なる人身売買であることが明らかになってしまい、日本国を貶める(プラス 植村さんは親族を助ける)という目的が達成できないからでしょう。

 

今、日本では慰安婦(というか公娼)というものの存在を否定する人は、ごく一部を除いていないはずです。植村さんが心の底から慰安婦問題の解決を願うのであれば、その目的を邪推されないよう、襟を正してやるべきことをやって欲しいものです。